Movie Maker

PCでの動画編集ガイド

PCでムービーメーカーを使うための実践ガイド

まずは少数のクリップを1つのフォルダーにまとめ、完成させたい動画を明確にイメージしましょう。このガイドでは、素材の整理から書き出した動画の確認まで、PCでムービーメーカーを使う際の一般的な手順を紹介します。操作方法はアプリによって異なるため、メニュー名が同じとは限りません。お使いの編集ソフトで対応するコマンドを使ってください。

共有する前に仕上がりを確認
Movie Makerで動画を作成するシーン

手順

選んだムービーメーカーのアプリで、次の順序に沿って進めてください。ボタン名や利用できるツールは異なる場合があります。

  1. 1

    素材を集めて読み込む

    PCにプロジェクト用のフォルダーを作り、使う予定のクリップをそこにコピーします。元のファイルは変更せずに残しておきましょう。編集ソフトを開き、まずは数本のクリップを読み込みます。追加する前に、それぞれが想定どおりの音声付きで再生されるか確認してください。ファイルを読み込めない場合は、通常のメディアプレーヤーで開けるか確認しましょう。編集ソフトがその形式に対応していない可能性があります。

  2. 2

    分かりやすい初稿を作る

    クリップを話の流れに沿って並べ、長い間、手ぶれのある冒頭、重複する場面を取り除きます。最初の編集はシンプルにしましょう。何を扱う動画かが伝わる冒頭のショット、展開を見せる中盤、意図が伝わる終わり方を意識します。タイムライン型のムービーメーカーではクリップの端をドラッグしてトリミングし、シーン型のツールでは各シーンの長さを調整します。

  3. 3

    タイトルを追加し、音量のバランスを整える

    重要な動きを隠さずに、動画の内容を伝えるオープニングタイトルを入れましょう。音楽は映像に合う場合にだけ追加し、会話が聞き取れるように音量を下げます。トランジションを追加したら、カットごとにプレビューしてください。トランジションは2つの場面をつなぐためのもので、不自然な編集を隠すためのものではありません。タイトルが読めるだけの時間、表示されているかも確認しましょう。

  4. 4

    プレビュー、書き出し、確認

    書き出す前に、できればヘッドホンを使って、プロジェクト全体を最初から再生してください。動画の共有先に合わせて、アプリに用意されている保存先と設定を選びます。後で見つけられる場所に書き出したファイルを保存し、別のプレーヤーで開いて、冒頭・中盤・結末の映像と音声を確認してください。

ムービーメーカーのプロジェクトに素材を読み込む前に、このチェックリストを使ってください。任意の素材は、最初の編集版ができるまで後回しにできます。

必須 任意
  • 選んだ編集アプリを開けるPC

    必須

    このガイドでは、特定の製品のメニューではなく、一般的な作業の流れを説明します。

  • 場所を把握しているプロジェクトフォルダーにコピーした元の動画クリップ

    必須

    プロジェクトの作業中は、ファイルを移動したり名前を変更したりしないでください。

  • 元のファイル、プロジェクトファイル、書き出した動画を保存できる十分な空き容量

    必須

    書き出すと、読み込んだ素材を置き換えるのではなく、新しいファイルが作成されます。

  • 冒頭・中盤・結末をまとめた短い構成案

    必須

    各部分につき1文あれば、最初の編集を進める目安になります。

  • 使用許可を得ている音楽や追加の静止画像

    任意

    どちらがなくても、動画を完成させることはできます。

よくあるエラーと対処法

ムービーメーカーのプロジェクトが意図どおりに見えないときは、問題がどの段階で始まるかを切り分けましょう。インポート、タイムライン、書き出したファイルの順に確認します。

クリップが開かない、またはオフラインと表示される

まず、元のクリップを別のメディアプレーヤーで再生してみてください。そこでも再生できない場合は、編集ソフトの設定を変える前に元のファイルを確認します。ほかでは再生できるのにムービーメーカーアプリで再生できない場合、そのファイルのエンコード方式に編集ソフトが対応していない可能性があります。メディアが見つからないという警告は、インポート後に移動したクリップの元の場所をプロジェクトが参照していることも意味します。

  • 移動したファイルを元のフォルダーに戻すか、編集ソフトに再リンク機能があれば使用してください。
  • 映像が入ったフォルダー全体を変換する前に、問題のあるクリップを1つだけ試してください。
  • 作業中はプロジェクトと元のメディアを整理しておきましょう。

カットが唐突に感じられる、または音が消える

カットの瞬間の1フレームだけでなく、問題の箇所の前後数秒を再生してください。トリミングで話し言葉の一部を削っていないか、音楽トラックが早く終わっていないかを確認します。トランジションを加えるとタイミングの問題が目立ちにくくなることはありますが、問題そのものは解決しません。まずクリップの境界を調整し、その後でトランジションが仕上がりを良くするか判断しましょう。

  • 隣り合うクリップの間で背景音が急に変わらないか、聞いて確認してください。
  • 音声が聞こえない原因が、トラックのミュートや音量の低下ではないか確認してください。
  • 視聴者が各タイトルを読めるだけの表示時間を確保してください。

保存した動画がプレビューと異なる

書き出しが完了していること、また、似た名前の古い版ではなく新しく保存したファイルを開いていることを確認してください。映像が切り取られている場合は、プロジェクトの画面の縦横比を元の映像や公開先の仕様と比較します。保存したファイルだけで音声が聞こえない場合は、編集ソフトで利用できる書き出し設定を確認し、プロジェクト全体を書き出し直す前に短いテスト動画を書き出してください。

  • 別のプレーヤーでファイルの冒頭と末尾を確認してください。
  • 最新版を識別できるよう、テストごとに異なるファイル名を付けてください。
  • 修正はプロジェクトに戻って行ってください。プレビューが正常でも、書き出したファイルに問題がないとは限りません。

上級者向けのヒント

次の編集で、より伝わるストーリーに

最初の動画が問題なく再生できたら、次はテンポを見直しましょう。同じ情報を繰り返すショットは削り、最も印象的なシーンを早めに見せ、クリップ間で話し声の音量を比較します。元の映像は手を加えずにコピーを保管し、完成したファイルを視聴者が使う種類の画面で確認してください。別の制作方法を試したくなったら、Movie Makerで作りたい動画を説明してください。

動画を作成する
  • エフェクトを試す前に、最初の編集内容を保存しておきましょう。
  • 大きな変更を加えた後は、短いテスト動画を書き出してください。
  • 編集画面のプレビューだけでなく、完成したファイルも確認しましょう。

チュートリアルのFAQ

動画編集アプリを選び、素材用のフォルダーを作成して、少数のクリップを読み込みます。音楽やエフェクトを追加する前に、ストーリーの順番に並べましょう。コマンドの名称は使用するアプリによって異なります。

クリップをつなぐだけの簡単な動画なら、編集経験は必要ありません。まずは読み込み、並べ替え、トリミング、プレビューに集中し、その後でほかの機能を試しましょう。短い練習用動画を作ると、ミスを見つけて修正しやすくなります。

多くの編集ソフトは、素材をプロジェクトに埋め込むのではなく、元のメディアファイルを参照します。クリップを移動、名前変更、削除した場合は元に戻すか、編集ソフトに再リンク機能があれば使用してください。完成した動画の確認が終わるまで、素材ファイルは同じフォルダーに保管しましょう。

動画を書き出してから、保存したファイルを編集ソフト以外で開きます。最初から最後まで再生し、タイトルが読めるか、話し声が聞こえるか、最後まで完成しているかを確認しましょう。プレビューと異なる点があれば、プロジェクトを修正して再度書き出してください。

ムービーを作成
ムービーを作成